バラク・オバマの魅力

バラク・オバマの母親は、人類学者の白人女性で、ケニアからの国費留学生の黒人男性と結婚した。


彼女は、後に離婚しインドネシア人と再婚する。
オバマはハワイで生まれ、母親の都合で、インドネシア、ハワイと転居する。
いじめにも遭ったという。
初恋の相手は、日系人だった。


母親は、教育に厳しく毎朝4時に起こし勉強させた。
コロンビア大学に入学し、卒業後NPOで働いたあと、ハーバート大学のロースクールに進学する。
ちなみに奨学金は最近完済したらしい。


弁護士の傍ら貧民救済のボランティアをした。
民主党で政治活動していたときは、スピーチのうまさには定評があったが、まったくの無名で、大統領の予備選挙ではダークホース的な存在だった。


大統領の就任演説のときには、感動して涙を流した黒人も多かった。


前大統領とは違い、対話を求める外交のようだが、これはきっと彼の生い立ちからきたものだろう。


彼の魅力は、経験と教養に裏打ちされた寛容さだと思う。



最近国内での支持率が下降気味だが、目が離せない。