大天才ビスマルクの業績

当時のドイツは、小さな自治体の集まりだった。


これでは、となりの大国に吸収されてしまう・・・

これらを統一して強国を作ろう。

それには、介入しそうな大国を先に叩いて統一する時間を作らなければ・・・


プロイセンビスマルクは、そう考えた。


まずとなりのオーストリアにケンカを売る。
幸い、軍事の天才モルトケがいた。
二人は、周到な計画を練り、短期間で勝利する。


オーストリアに大人な対応し、恩を売る。


つぎはフランスだ。
ナポレオン三世は、バカだが戦争する口実がない。
そこでビスマルクは、わざと電報を捏造してマスコミに流す。(エムス電報事件)
怒ったフランスは宣戦布告。
準備万端のモルトケは、またもや大勝利。


そしてドイツを統一。(ドイツ帝国できあがり)


フランスの報復が怖いので多国と軍事同盟を結び、
ヨーロッパでは戦争できなくする。(ビスマルク体制)


この状態が第一次世界大戦までつづく・・・




おそるべし、このアクロバティックな外交。