償い





この楽曲は、知人の実話を元に作られたものである。
ただし曲中では、優しく真面目な心の持ち主である交通事故の加害者「ゆうちゃん」をメインに、それを見守る同僚の気持ちを歌詞にした物になっているが、実際にはさだの知人である被害者の奥さんの体験と事実を元に詩が作られている。
(さだは、「ゆうちゃん」に該当する加害者とは会ってはいない)

さだの知人の女性が交通事故で伴侶を亡くした。
加害者の男性は真面目な人らしく、毎月わずかずつではあるが賠償金を郵送してきていた。
彼女は加害者の手書きの文字を見るたびに、事故の事や亡き夫を思い出しては辛い思いをしていた。事故から数年経ってもその送金は続き、知人は茶道の師範として経済的にも自立できていることから、「もうお金は送ってくれなくて結構です」と加害者に対して返事の手紙を書いた。
しかし、被害者の許しの手紙を受け取ったはずの加害者は、償い続けるために翌月以降も送金を続けた。



以上wikiより転載